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5.仲良く、協力できる

いなげ逸品 2007年2月対談特集の写真です

  (先日車の中で、「皆の前でお話しするのは苦手、でも交渉は得意」と話してくれた、加藤商店の加藤さん。)

渡部:

昨年12月の夜灯のイベントや、この逸品にしても、5人の方を中心に活動されていると聞いていますが、そもそも5人はどうして仲良くなったのでしょう?稲毛の人同士が仲良くなることに生かせればと思って。

若井さん:

や〜、別に仲良くないけど。(皆:大爆笑)。商店街の商業部という商店街の売り出しの部分を担当する部署の5人だから。売り出しも、イベントも、ある程度役割分担がわかっているから自分から動けるし、いつのまにかツーカーの状態になっちゃう。

海宝さん:

5人だと責任が重くなるし、自分が出ないと売出しができないと思えば、一生懸命出るでしょ?その意識や結束が生まれてくるよね。「何で俺たちばっかり」と思う時期もあったけど、5年前くらいから全国の商店街を視察する中で、「やっちゃえば良いんだ。とにかく5人で突っ走らないと、この商店街が変わっていかないな」と思った。

川島さん:

視察の結果を商店街に提出したけど、もう論文みたいだったよね。

渡部:

町おこしをやりたいという思いは、5年前のその時からあったんですね?将来的に、逸品も小仲台や稲毛全体まで拡大できたらという思いはありますか?

海宝さん:

ありますね。小仲台は今1件だけですが、小仲台でも稲毛逸品の旗を掲げるお店が増えてくれればと思いますね。ただやっぱり、まずこのせんげん通りのお店に、気合を入れてもらいたい、僕らの気持ちをわかってもらいたいという思いはありますけどね。夜灯もいなげ逸品もそうだけど、僕達も地域の伝統・歴史に根ざしたもので、町おこしをしていこうという姿勢で、これからやっていきたいですね。

若井さん:

その土地の持っているものだから、本来皆も知っているものだから、やりやすい部分もあるよね。稲毛なら海とかあさりとかね。小仲台なら飲食店が多いから、飲食店だけで逸品をやるのもおもしろいと思うしね。他の商店街ではスナックやショットバーが逸品に参加して、オリジナルカクテルを作ったり、有名なラーメン屋が出ていたり。

渡部:

色んなやり方ができますね。何でもできるんだ。

いなげ逸品 2007年2月対談特集の写真です いなげ逸品 2007年2月対談特集の写真です
前回に引き続き「喜ぶ」シリーズの加藤商店さん。
「家族が喜ぶ鍋 ふきこぼれにくい卓上鍋」
全13種類!稲毛園さんの「佃煮ってこんなに美味しいんだ!お茶煮込み海の幸 浜のごちそう」

若井さん:

「もっともっと」って気持ちがあるからね。意地も大事だよね。

海宝さん:

大事だよね。夜灯も、らっしゃい稲毛もそうだしね。俺達にもできる、俺達のやり方を、表現したい。

若井さん:

逸品もそうだけど、本当にできるんだろうかと、最初は毎回思うけどね。

渡部:

常に挑戦して、自分を乗り越えていくのですからね。でも、毎回なのですか?

海宝さん:

毎回ですね。大体5人でお酒飲んでる時にアイディアが浮かんで、「本当にできるのかなあ」なんて思うけど、「やろう!」と口にしてしまうと、実現できたりしますね。

渡部:

来年も夜灯、やっぱりやりますか?

海宝さん:

できればやりたいと。今日も社協の人たちにお会いして、皆から「今年もやるんでしょ?」「続けなきゃ駄目だよ」って言ってもらえましたので。ただ僕達だけじゃできないから、今度は最初から社協の人たちやボランティアの人たちにも協力してもらわないとできないことだから、立上げから今度は参加してもらって、やっていければなと。

若井さん:

神戸の商店街の人も言ってましたよね、「挑戦ではなくて、アドベンチャーだ。結果を恐れちゃいけない」と。

海宝さん:

大阪の天神橋商店街は、アーケードの長さ日本一で、1キロ300メートルもずら〜っとお店が並んでいる大商店だけど、「絶対にまとまらないし、まとめる気もない。反対されるようなことはしてはいけないけれど、反対がなければやってしまえばいい」と。

若井さん:

常に何か仕掛けていくことと、動いていることだよね。何もしないでいれば、とりあえず食べていくことだけはできるかもしれないけど、それでは何も変わらない。

海宝さん:

人間の中に無関心圏を作ってしまうんですよ。最初の2,3回はお願いしながらやって大変でも、続けばやることが当たり前になる。協力もしてもらいやすくなる。活動することで、生まれてくるのだと思います。

若井さん:

だからね、いつも次を考えるわけよ。2/28まで逸品、反省会、4月は桜まつり、6月、7月の準備と並行して逸品研究会、8月は盆踊り、9月はらっしゃい稲毛、合間に菊や紅葉、11月は夜灯、12月は福引と、常に何かしらやっているんだよね。

渡部:

そうすると、年間を通して、毎週何回も皆で集まって準備しているのですよね?

若井さん:

夜灯の時は、うちより、ここでごはん食べる時の方が多かったもんね。とにかく、何かやっていれば、良いんじゃないですか。


見出し  1.2月15日(木)から始まるいなげ逸品フェア。見所と読者の皆さんへ!

      2.「いなげ逸品」って、なあに?全13店の逸品をご紹介!

      3.わずか6店舗から羽ばたいた「いなげ逸品」、意地とプライドをかけて

      4.前回・今回と1年半続けて、嬉しかったこと。築けたもの。

      5.仲良く、協力できる

      6.夢

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