6.生活サイクル、意識して変えたいもの
じゅん:
生活のサイクルって変わった?
渡部:
会社員時代は7時半頃おきて、夜11時ごろ帰ってきて、そのまま寝るのが嫌だから、3時とか4時までは寝ないで、本を読んだり勉強したり、飲みに行ったりもしていたよね。ただ、なかなか会社員時代の習慣が抜けなくて、早く寝れなかったんだけど、最近は11時でも寝れるね。普通に夜になると眠くなる。
じゅん:
ははは。はえー。
渡部:
まあ11時に寝れることはめったにないけど、火曜に倫理行く日の前日とかはね、4時起きだから、なるべく1時前には寝てるね。でも早起きをするようになって、午前中は作業がとてもはかどるし、色んな意味で良い事があるなと思うね。あとは、本を読む時間はものすごく減ったかな。いままでは2時間とか、まとまった時間本に集中していたけど、今は実践重視で、長時間は読まなくなったな。
じゅん:
自然に変わったのはわかったけど、意識的に努力して変えようと思ったことは、何かある?
渡部:
最初は「良く見られたい」という気持ちも、なくはなかった。自分が大事にしたいことや思いはそのまま出すけれど、やっぱりより良い言い方もあるわけで。例えば会社員時代に、「渡部さんはしゃべり方が遅いから、バカそうに見えて損するよ、早くしゃべった方がいいよ」と、先輩にアドバイスされたこともあって、でも意識はしても頑張りが続かなかったね。いちいち気にしてたら、その場・その場に集中できないからさ。
じゅん:
でも俺は治ったと思うよ。だいぶスピードが早くなった。
渡部:
そう?だから意識的にやったけど、続かなかったことは、このしゃべるスピードかな。まあ今ではありのまま自然で良いと思って、意識もしてないけどね。
じゅん:
そういう意味では、あまり意識してるものって、ないの?
渡部:
う〜ん。あ!意識して笑っていられるようには、してるね。いつも明るく、前向きにいたいよね。自分が暗い顔してる時や、外歩いていてちょっとだるい時、のっぺらぼうのような顔をしている時に、ちょっと手で頬を上げたり笑ったりして、気持ちを明るく持っていくように、いつも意識してる。あと家では姿勢が悪かったりして腰や首が痛いこともあるけど、外ではなるべく姿勢良く、明るく歩きたいなと思う。
じゅん:
心の状態は、姿勢や体に出てくるよね。
渡部:
そうそう。さらに自分を落ち込ませることもないし、それを人に移すこともしたくない。そしてやっているうちに、効果がずいぶんあることに気付いたな。
じゅん:
俺もそれは意識しているけど、自分でやってみると効果がほんとにわかるよね。
渡部:
驚いた、じゅんもやってるんだ。ちょっと顔がひきつったような状態というかね、しみったれた顔はしたくないんだよね。だから逆に、笑顔をほめられると嬉しいよね。
じゅん:
調子の良い時は、表情も豊かだよね。俺もいやな時って、目の上の血管の裏辺りというか、まぶたの裏あたりがピクってするんだよね。そういう時は俺もわかるよね。
渡部:
ああ、それわかるね。他に何か、じゅんも意識して変えようとしてることあるの?
じゅん:
俺もね、顔の表情を豊かにしようと、いつも意識してるね。頭が整理できてない時や、いやな時なんかは、両手でこうやって顔を崩すよね。
馬場:
ははははは。
じゅん:
なんか男の美容学みたいになっちゃったね。
渡部:
ははは。ところで馬場くんは、いどばた稲毛♪を辞めてから変化はどう?
馬場:
あ、その前に一つ、卒業決まりました!卒業通知もらいました!
じゅん:
おおー。おめでとうございます!
渡部:
おめでとう!これで安心だね!
馬場:
ありがとうございます!さて、いどばた稲毛♪を辞めてからの変化だけど、あの頃は高野さんからもしげちゃんからも本を紹介してもらったり、お話もしていて、すごくたくさんのことを頭に詰め込みながらも、いどばた稲毛♪の仕事をしていた時期で、消化不良のような不自然な状態だったけれど、今は自分のやりたいものが決まって、勉強も始めているから、良い意味で気持ちが楽になりましたね。
渡部:
それは良かった。まずは会社に勤めて技術を磨いていこうと、しっかりと道が決まったもんね。
馬場:
いどばた稲毛♪をやっていて、「おもしろいな」と思ったのがきっかけですけどね。それで自分の幹ができたので、「本当に良かったな」と思うし、今楽しいですね。
渡部:
うん。それを聞いて僕も本当に良かった。そうそう、杉山さんから「お仕事だよ!」って、1年ぶりに電話が来てね。本当に嬉しかったなあ。暑中見舞いや年賀状は出していたけれど、返事はなくて、でもこうしてまた付き合いが始まるんだね。ホームページの依頼なんだ。
じゅん:
へえ、杉山さん、懐かしいなあ。やっぱりどこでつながるかわからないからね。嬉しいよね。
馬場:
パイプの会社でしたっけ?
じゅん:
笑。ポンプだよ!
渡部:
ははは。