2.昨年創立30周年!小中台幼稚園では英語が大人気
渡部:
中村先生は、日展で2回も入選された書道の大家でいらっしゃいますが、小中台幼稚園の理事長さんでもあるのですよね。
中村喜一郎先生:
来年(2007年)から小学校で英語を必修科目にするかどうか、現在、文部科学省で審議されていますが、小中台幼稚園では、創立30周年を期に、2006年11月6日から、毎週月曜日に年長児を対象に、挨拶や歌・ゲームを通じて遊びながら英語に親しむ時間「英語であそぼう!」を取り入れているのですよ。
渡部:
言語を覚えるのは(年齢が)早いほうが良いと聞きますし、遊びながら楽しくというのが良いですね。それに、お店の名前、雑誌、テレビや話し言葉にも、今の日本には英語が溢れていますから、小さい頃から英語に興味を持つお子さんも多いかもしれませんね。
中村喜一郎先生:
親御さんからも、「教えないのに子どもがABCの歌を歌っているので驚きました」と早速報告を受けましたし、子どもたちも「楽しかった!」って言っていますよ。毎週月曜日に20分間だけなのですが、子どもたちが、「先生、もっとやりたい!」と言うのです。
渡部:
それは嬉しいですね!楽しくてしょうがないのでしょうね!具体的にはどんなことをされているのですか?
中村喜一郎先生:
アルファベットが読める、書ける、英語の歌が2〜3曲歌える、自分の名前を書ける。こんなことを目安にやっていますが、子どもは覚えるのが早いですよ!自分の名前だって、すぐ書けるようになります。
渡部:
自分の名前をしっかり書けること、色々な意味で、子どもたちに良いことだと思います。でも驚きますね。きっと楽しくてやっているうちに、覚えてしまうから早いのでしょうね。
中村喜一郎先生:
そうなんでしょうねえ。うちは発音の良さも自慢です。専任の先生は、10年も海外にいた先生です。
渡部:
発音は大事ですよね。間違って覚えてしまうと、直すのも難しいですし。私も、きちんと教わる機会がなかなか、なかったですから、小さい頃から発音の良い英語を聞けるのは、強いと思います。