第33号 『美浜から日本創生 “元気”モーニング通信!』

【第33回】自ら掴む経営エッセンス! [前回8/21講話より]
出席 ⇒ 31社 32名  (記事:いどばた稲毛♪http://idoina.com 渡部成夫 代表)
テーマ:『足元の家庭の大切さ』
講  師:津々木 昭子 参事

笑顔が本当に素敵な津々木氏!朝食会でも1人1人の相談に、親身に答えてくれました。 家庭の愛和は、まず第一に築くべき根本の土台

 家庭は、やすらぎの場、憩いの場、生きる力を育む場、そして純粋倫理の中でも大変重要な場だ。夫婦・親子のタテ・ヨコ十字の愛和は、まず第一に築くべき根本の土台で、事業の充実繁栄の根源(もと)となる。


 仕事・倫理・家庭で多忙な経営者が多いだろうが、津々木氏は「まず家庭です」と力強く話す。バブル崩壊で銀行にも従業員にも見放され、凍える心で帰宅した現スーパーバイザーのA氏が、奥様の「おかえりなさい」の一言で、「もう一回頑張ろう」と奮い立った例もある。


 また、「妻が夫を尊敬していなければ、夫の良いところが子供に受け継がれません。夫婦は違っていていいのです。違う人間だからこそ、お互いにかみ合った時、素晴らしい子が育つのです」という。


 津々木氏は、「お互いに愛を向け合う家庭」を理想の家庭とし、夫婦・親子のタテ・ヨコ十字の愛和がいかに大切か説明してくれた。

夫婦・親子のタテ・ヨコ十字の愛和



 してあげたいのにできなかった時の親の心情は、如何ほどのものがあろうか。そこまで子が感じ取れるかが大事だ。親への恩なくして人は大成せず、成功の秘訣は恩の意識を持つことだ(栞13条反始慎終参照)。


 また後始末が悪い人は、物に対して恩の意識のない人だ。家も物の1つだ。ゴミをなるべく出さない、清掃をするなど、1人1人のちょっとした心がけが、結局は地球を大事にしていくことにもなる。



「では、どう自分を変えていくか?」 実行のポイント

 昭和51年に倫理に出会い、「子供を思い通りにしたい」という自分のわがままに気付いた津々木氏は、以来32年間、倫理の実践を続けてきた。実行のポイントは、自分を変えることだ。栞には、こうある。


・明朗の心、一日も一分も曇らしてはならぬのは、人の心である(明朗愛和)
・鏡に向って、顔の墨をけすに、ガラスをふこうとしていたので、一こうにおちぬ。自分の顔をぬぐえばよい(万象我師)
・うまく行かぬから、望みを失うのではない。望みをなくするから、崩れて行くのである。(心即太陽)


今では、楽しく幸せに、息子夫婦と同居しているとのこと。そして、笑顔でこう呼びかけた。
「倫理はわかりやすいですよね?でも、30年学んだ今でも、悪いところが出てしまうことがあります。だから生涯学習なんです。とにかく夫婦・親子仲良くして、まずは足元の、即変えていける家庭から、変えていきましょう」。

目指せ毎回30社!次回841回モーニング!
日 時:8/28(火) 6時〜7時 +朝食会 ホテルニューオータニ幕張 (043-297-7777)
テーマ:『挑戦と実践』
講  師:(県)監査 齊藤 貞夫 氏

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