第30号 『美浜から日本創生 “元気”モーニング通信!』

【第30回】自ら掴む経営エッセンス! [前回7/24講話より]
出席 ⇒ 22社 23名  (記事:いどばた稲毛♪http://idoina.com 渡部成夫 代表)
テーマ:『負け組と勝ち組』
講  師:船橋市倫理法人会 会長 川畑労務管理事務所 川畑 公男 氏

貴重な体験を一生懸命に伝えてくれる川畑氏。終始笑顔だったのが印象的! 船橋は倫理法人会発祥の地、川畑氏は第11代会長

 川畑氏は、昭和14年生まれ、68歳、鹿児島県出身だ。10年間サラリーマンとして労働組合対策を中心に手がけた後、昭和50年に現在の川畑労務管理事務所を設立。社会保険労務士、労務コンサルタントとして活躍している。


 ところで、船橋は倫理法人会発祥の地だ。船橋市倫理法人会が立ち上がったのは、昭和55年10月で、昨年25周年を迎えた。川畑氏は11代目の会長で、先週は第1,350回目のMSを開催、もちろん全国一の開催数だ。


 今回川畑氏は、自身の体験から、2つのテーマで話してくれた。1つは、様々な企業の顧問として労務管理に携わってきた経験から、負け組と勝ち組の違いについて。もう一つは、最初は朝が辛かった倫理だが、「始めて本当に良かった」ことについてだ。

業績が低迷した時こそ、経営者の腕の見せ所。負け組・勝ち組の違いとは?

 川畑氏は、「企業の業績には波があるから、悪い時は必ずあるもの。ただそのまま倒産してしまうか、それとも好転させて勝ち組になるか、ここが経営者の腕の見せ所で、経営者がどれだけ皆をやる気にさせられるかが重要です」と言う。


 例えば、負け組となってしまう企業では業績が悪くなると、従業員の入れ代りが激しくなり、夫婦の仲も悪くなり、取引先は徐々に離れ、一層業績が悪化する。それとは対照的に勝ち組になれる企業では、従業員の賃金を20%カットするほどの一時的な低迷はあっても、妻と夫が支え合って家庭的な社風をよく保つから、従業員が辞めない。また自社製品に本物志向を貫くような、経営者の確固たる信念があるから、じきに業績は好転する。




「倫理を始めて本当に良かった」

 川畑氏が倫理を始めたのは5年前。月2回程度しかMSに出ないこと、役職には就かないことを条件に、当時の会長の誘いを受けて入会した。だが今では「倫理を始めて本当に良かった」と思う。


 副会長になって2年目を迎えた頃、船橋小学校で挨拶運動を始めた。倫友や小学校の先生たちと、毎朝校門の前に立ち、登校する生徒1人1人に挨拶をして、握手を交わしてきた。ある大雨の日、5〜6年生の子が「おじちゃん、いつもありがとうね」と言ってくれて、「こんな風に子供達が順調に育ってくれれば、今起きているような悲しい事件は起こらないだろう」と感動した。


 またどこに講演に行っても、温かく迎えてくれる倫友がいてくれる。富士研に参加して、自分の命の本である両親に感謝することを学び、はっと目が覚めた。今まで父を恨んで生きてきたからだ。そして倫理で出会いの意味を学んで、労務管理の仕事を一生懸命やってこれたのは大学時代の恩師のおかげ、と気付けた。


 最後に「早起きはもう慣れました。いつも明るく、倫理をずっと続けていきたい」と語り、また「年金は、自分が申請しなければもらえない申請主義です。60歳になったら必ず手続きを」と教えてくれた。

目指せ毎回30社!次回839回モーニング!
日 時:7/31(火) 6時〜7時 +朝食会 ホテルニューオータニ幕張 (043-297-7777)
テーマ:『心のスイッチを入れよ』
講  師:(社)倫理研究所 首都圏方面長 井上 茂勝 氏

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