2007年
5月
第21号
美浜から日本創生
“元気”モーニング通信

【第21回】自ら掴む経営エッセンス! [前回5/22講話より]
出席 ⇒ 20社 22名  (記事:いどばた稲毛♪http://idoina.com 渡部成夫 代表)
テーマ:『積極的に生きる』
講  師:千葉市花見川区倫理法人会 副会長
(株)トミオ 大澤 賢一 氏

 「末っ子で問題児だからこそ見えるもの」」

  今月5月で70歳を迎える大澤氏は、岐阜県郡上市出身で、7人兄弟の
 末っ子。学校の先生からは優秀な兄・姉と比較され、家庭では両親と兄
 弟に心配をかけていた。出来の悪い問題児だったが、子供心に、「兄・
 姉に心配をかけないぞ、僕だって今に見てろ!」と思ったという。


  大澤氏は33歳で(株)トミオを創立したが、問題児だったからこそ、
 末っ子だからこそ、見えるものがあるという。それは人の気持ちだ。不
 特定多数の気持ちを肌で感じて、分かってこそ、商売ができる。また、
 子どもの頃にはうるさく感じられた父の教えも、今なお強く心に響いて
 おり、年が経つにつれ積極的に生きた父を見習うようになる。


  大澤氏は60歳の時に、社長を長男に譲り、現在は「待ちに待った定年。ゴルフもしたいし、美智子さん
 (奥様)と一緒に旅行もしたい」と、とても楽しそうだ。大澤氏の人生を、ホワイトボードで表してくれた。


 目標は100歳! 人生の定年に向けて、積極的に生きていきたい

  「縁を考えると、摩訶不思議です。父と母が結ばれて私が生まれ、美智
 子さんと出会い・結ばれ、3人の子の父になった。人生お1人様1回限り、
 縁や人と人との絆を大切に、そして両親・祖先に感謝して、100歳を目標
 に積極的に生きていきていきたい」という。


  またその後の朝食会での質問に、「仕事も精神的にもピークを迎えるの
 は50歳くらいで、男性はこの後急激に落ちていくが、女性は男性に比べ
 ると落ちが緩やかだ」と答えてくれた。


  だが大澤氏はこの「落ち」を少しも感じさせない。最近になって踊り
 を始め、東京の先生に入門し、去年4月に独立もしたという。大澤氏の父
 も、70歳で短歌を勉強し、村の慶事・仏事には頼まれて、よく歌を詠んで
 いたという。また夫婦仲が良く、一緒に旅をしていたそうだ。「父を見習
 いたい」という気持ちが、本当によく伝わってくる。


  最後に大澤氏が今の思いを語ってくれた。「今日こうして、元気に明るく70歳を生かさせて頂いていること
 は、多くの皆様のおかげ。中でも美智子さん、祖先、そして子供達の協力があってこそ。ありがたい。私にも
 運があったんだなあと思う。人はそれぞれ皆違うが、考え方・心構えを変えれば、人生を変えられる。各人の
 運命は各人の手にある。ありのままを受け入れて、肯定的に生きていこう。そしてできれば、天下一品の特質
 を持った一人の人間になりたい。これからも楽しみです」。


  いつもMSは奥様と一緒、講話の後には感想をもらえるという。今日はどんな感想だったのでしょう?

ついに30社達成!次回830回モーニング!
日 時:5/29(火) 6時〜7時 +朝食会 ホテルニューオータニ幕張 (043-297-7777)
テーマ:『外資参入の是非について』
講  師:みずほ銀行 船橋支店 支店長 広野 玲緒奈 氏

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