2007年
5月
第20号
美浜から日本創生
“元気”モーニング通信

【第20回】自ら掴む経営エッセンス! [前回5/15講話より]
出席 ⇒ 41社 46名  (記事:いどばた稲毛♪http://idoina.com 渡部成夫 代表)
テーマ:『苦の中で人は化ける』
講  師:(社)倫理研究所 法人局 常任理事 局長 中西 浩 氏

 「名実ともに社長ですか?名刺上の社長ですか?」

  最低限3つの権限を縦横無尽に使いこなせなければ、名実ともに社長
 とは言えない。次の3権限、前社長や奥さんが掌握していないだろうか?


  ●決済権・・・×借入があり、銀行等対外的な信用は前社長にある
  ●人事権・・・×社員の前社長への泣きつきに、決定を覆す
  ●決定権・・・×奥さんの顔色を伺って、会社の方向性を決める


  何千年も続く企業はない。創業時から倒産を織り込み済みで、倒産に
 向かってばく進するのが企業だ。色々な人の力を借りて、どれだけ続け
 られるかが、経営者の努力のし所だ。


  だが、「人は変わりそうで、なかなか変わり切れない」所がある。大きな成功体験があれば尚のこと。誰も
 逆らえず、成長が停止してしまう。では事業が伸びるために、注意すべき点は何だろうか?


 「静止」と「停止」の違い、人を駄目にする怖い言葉

  ○ 静止・・・エンジンはかかったままで、いつでも出られる、前向きに待っている良い状態。
  × 停止・・・エンジンまで切って、座り込んだ悪い状態。動き出すにはやる気と準備がいり大変。


  時代の変化に対応するために、大きな成功体験の否定が必要。人間は、立ち止まると駄目になる。常に
 前向きで、歩き続けるべきだ。「先生」や「社長」という言葉に注意して欲しい。耳ざわりが良く、自己
 を満たし駄目にする、怖い言葉だからだ。これらを押えていれば、事業はまだまだ伸びる余地がある。


 倫理は苦難歓迎の勉強。抱えた以上、必ず解決できる。

  「苦がある」、つまり「意のままにならない」からこそ、苦難を勉強材料に化けることができる。だから苦難
 は大きいほど良いが、自分の器以上の苦難は望んでも来ないもの。逆に言えば、来た苦難は必ず解決で
 きる。倫理は苦難歓迎の勉強。苦難に正対し、前向きに精一杯生きよう。皆さんに大苦難が来ますように!


テーマ:『私の原体験』
講  師:(社)倫理研究所 法人局教育事業部研究員 津隈 亮二 氏

  実家では、父は酒飲みで暴れ、母は泣いている。両親と一緒に生活した
 くない。群馬県出身の津隈氏は高校卒業後、家を飛び出しフリーターとし
 て各地を転々とする。いらだちと人間関係のトラブルが続く日々。


  ところが3年後、進学手続きで帰省すると、両親が笑顔で仲良く迎えて
 くれた。父が酒を止めていた。倫理だった。「父が変わったのだから、
 自分も変わろう」と決意して、27歳で倫理研究所に入所。


  「父のおかげで、今の自分がある。この仕事を通じて、父に恩返しして
 いきたい」と語る。

ついに30社達成!次回829回モーニング!
日 時:5/22(火) 6時〜7時 +朝食会 ホテルニューオータニ幕張 (043-297-7777)
テーマ:『積極的に生きる』
講  師:千葉市花見川区倫理法人会 副会長
(株)トミオ 大澤 賢一 氏

千葉市美浜区倫理法人会
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