2007年
4月
第14号
美浜から日本創生
“元気”モーニング通信

【第14回】自ら掴む経営エッセンス! [前回4/3講話より]
(記事:いどばた稲毛♪http://idoina.com 渡部成夫 代表)
テーマ:『実験』
講  師:流山市倫理法人会 相談役 (有)まるや 荒井 久満 氏

 昭和20年生まれの荒井氏は現在野田市で、成田山などで売
 られている千葉の名物「鉄砲漬け」を作る会社、(有)まるやを
 営んでいる。国産の安心・安全な素材を使って、多少高くても本
 当に良いものを売りたいとのこと。


 そんな荒井氏が実感を込めて言う。


 「今までたくさんの時間を倫理に使ってきましたが、倫理で体感
 した良かった事が3つあります」。




 1.動く  実行、続ける、即行
   頭でっかち、人にやらせてはだめ。まず自分で動き、後ろ姿で示す。


 2.まねる  うまく行くには、形がある→無条件で受け入れる
   最初は履き心地が悪い靴でも、無理して履く。なじんだら応用へ。


 3.実験  人と人との関係を良くする学習ができる
   倫理は実践と言うが、「うまく行くかどうかを実験するんだ」という気持ちで取り組めば、何
   でも気楽にできる。家族・会社・出会う全ての人との関係を良くできることが、一番嬉しかっ
   た、倫理の一番の魅力。


 「人は動かない=自分が試されている」 皆が自主的に動くようになるには

 人が自分から動く時には、感動・共感・心が必ずあり、人が動かない時、自分自身が試されている。 荒井氏は、ある会員数40社だった単会を100社にまでした経験から、「単会の会長の通信簿は、役員会 に役員が何人くるかで決まる」と言う。これはどの長にも当てはまる。ただ口で言うのではなく、倫理 の良さが皆の腹にきちんと落ちるまで、自分から動いて努力することが大事で、そうなれば皆は自主的 に動き出す。会社でも、まず自社の営業マンが、自社の商品に惚れ込むように、まず社長が努力しなくてはいけない。



 色々な実験をしてきた荒井氏の、実験項目の1例

1.物事をお願いする時・・・最初が全て、会って話す
 クレームも、その日のうちに会って謝る。電話でこじれたら、少し時間を置いて冷まして、会いに行く。


2.めげないで長続き成就するために・・・確率と自己暗示
 「何でも10回チャレンジすれば良いことがある」と自己暗示をかける。そうすれば、断られる毎に楽しくなる。9回駄目だったら、次は良いことがあるぞ!


3.説明する時・・・段階(手順)をおって、順番がわかると動き安い
 いきなり夢物語のような大きな目標を押し付けるのではなくて、最初は少しずつ、1と2から。相手がきちんと消化してから、3,4へ。


 荒井氏は、最初に倫理に入った時は先輩への義理で始めたが、今では引き揚げてくれた先輩に感謝していると言う。万人幸福の栞の序「倫理・・・実行によって直ちに正しさが証明できる生活の法則である」。

ついに30社達成!次回823回モーニング!
日 時:4/10(火) 6時〜7時 +朝食会 ホテルニューオータニ幕張 (043-297-7777)
テーマ:自主企画『私の動物病院』
講  師:海浜動物医療センター 院長 長谷川 正昭 氏

千葉市美浜区倫理法人会
〒273-0033 千葉県船橋市本郷町460-1-102 千葉県倫理法人会事務局
TEL:047-334-2156 FAX:047-334-9823