6.先着10名さまにプレゼント
渡部:
では最後に、読者の皆さんに一言お願いします。
川島さん:
では、せっかくだからこの機会に。5キロお米を買ってくれた人、先着10名さまに、今日お話にも出た庄内の特産品の、「鳥海山の飲むヨーグルト(180ml)」をプレゼントします!買う時に、「いどばた稲毛♪を見た」と一言お願いします。この飲むヨーグルトは、前にいどばた稲毛♪にクーポンで載せてもらった時も、大好評ですぐ品切れになりました。あと小仲台・稲毛地区に住んでいる方、無料で配達していますので、ぜひお店に来たらご利用ください。
渡部:
いいですねえ。ありがとうございます。川島さんにお会いできたのは、いなげ逸品の研究会でご一緒したからです。それでいなげ逸品で一緒になれたのは、お互い意識があってのことですから、そう考えると人と人とのつながりっておもしろいですし、どんどん広がっていきますね。
川島さん:
渡部さんと僕も小仲台と稲毛で、たぶん道ですれ違うことはあるでしょうが、知らなかったら話さないですよね。産地の、新幹線や飛行機で行かないと、すれ違うこともないような人たちとも、つながりができますしね。それで長く続くって、ほんとに紙一重の縁ですし、ほんとに不思議ですよ。
渡部:
今日は色んなお話しを聞けて、楽しかったです。それに、「自分はまだまだ」といつも感じて頑張れる川島さんが、すごいですよね。
川島さん:
では、最後にエピソードを1つ。魚沼産コシヒカリの産地に、行った時のことです。農協で生産者やお米屋さんが集まった時に、質疑応答で「いつの日か、魚沼産のコシヒカリを超えるお米が出てくると思いますか?」と、ちょっと意地悪?な質問が出ました。その質問に対して、お米については日本一と言われる魚沼の農協の人が、「出てくることがあると思っています」と、静かに答えたんです。
渡部:
へえ。
川島さん:
そうした危機意識を、いつも持っているんですよね。ただ、それから10年以上が経っていますが、魚沼産コシヒカリを超えるお米は、出ていないんです。頑張ってるんですよ!大地震もあったけれど、それでも自分たちのブランドを維持している。それって、すごいことですよ。
渡部:
なるほど、謙虚で、危機意識を忘れないこと、そこに強さの秘密があるんですね。
川島さん:
すごく勉強になりますね。ただ天候や環境に恵まれるだけでは、できないです。だから「僕なんかまだまだ」と思うんですよ。ほんとすごいですね。
渡部:
危機意識もうまく使うと、ものすごい原動力になるんですね。ちょっと新しいお米を食べて「これは魚沼産のコシヒカリよりおいしい」と仮に思っても、そのお米が魚沼産のコシヒカリほどの知名度になるのは、本当に大変なことですからね。これも、うちにも生かせそうです。
川島さん:
味の好みもありますから、魚沼産のコシヒカリは自分の口には合わないって人もいますけど、それでも日本一のブランドを維持しているのは大変なことですよ。地震で田んぼにヒビが入ってしまったら、直すだけでも本当に大変ですよ。
渡部:
今日はありがとうございました。
川島さん:
ありがとうございました。