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いどばた稲毛,2007年8月,対談特集,ライスプラザまんぺい 川島一男様

5.将来の夢

いどばた稲毛,2007年8月,対談特集,ライスプラザまんぺい 川島一男様 いどばた稲毛,2007年8月,対談特集,ライスプラザまんぺい 川島一男様

(左:最先端のゲノム技術で生まれた「恋しぐれ」、右:昭和59年にデビューし、ブームを巻き起こした「あきたこまち」の紹介文。お米にもそれぞれの個性が☆)

渡部:

当面の目標でも、最終的にはこうなりたいということでも、仕事以外でも何でも結構ですので、川島さんの夢を教えてください。

川島さん:

生産者の方や産地を紹介しながら取り扱っているお米が、ここ1〜2年で増えてきたので、そのお米を定着させたいですよね。スタンダードなお米もあるけれど、特に力を入れて一生懸命売っているお米、生産者も来てくれるし僕も産地に行っているお米があるんですよと。

渡部:

僕も川島さんにお会いして驚きましたから。生産者の方と本当に一緒になって、すごく勉強熱心で、お米屋さんのイメージがだいぶ変わりました。

川島さん:

この前嬉しいことがあったんですけどね、小仲台に住んでいて、たまたま産地が地元というお客さんが来たんです。庄内の「たわわ」の旗を見て、「なんでここにこの旗があるんだ?ローカルな所にしかないと思っていたのに」って。店に飾ってある写真を見ながら、「私が住んでいたところはこっち側で、ここの小学校に通っていた」とか、教えてくれたんです。

渡部:

生まれ育ったところの写真だったら、それは懐かしいでしょうねえ。

川島さん:

懐かしいでしょうね。それで、「庄内のことを、なんでそんなによく知ってるんだ?」と驚いてもらえて嬉しかったですよね。

渡部:

実際に、産地にも行っているから詳しいんですよね。

川島さん:

「あなたも庄内の出身ですか?」って言われましたけど、「いえ、私はずっと稲毛です」って。

渡部:

長期的な夢は、何かありますか?

川島さん:

やっぱり、産地の見えるスタイルのお店にしていきたいですね。元々僕は旅行が好きなので、そこから、「電車に乗って産地に実際に行ってみたい」と思ったのが、始まりなんですね。だから、産地に行くのは、朝早起きすることは辛かったですけど、全然苦じゃなくて。

渡部:

そうだったんですか。趣味も兼ねられるのはいいですね。

川島さん:

最初は手探りで産地を訪ねて、たまたま農協の人にごちそうしてもらったお蕎麦がとてもおいしくて、うちのお店にも置かせてもらったり。このお蕎麦は、うちの看板商品の1つになっています。たまたま庄内の「はえぬき」を売っているグループに出会って、自分も一緒に参加しようとか。

渡部:

そうか、予想外の嬉しい出来事が、たくさん出てきたんですね。

川島さん:

そのグループのリーダーの人が、僕に言ってくれたんです。「1人でやって10年かかることを、10人でやれば1年でできる」と。自分のアイデアの足りない部分を補ってくれるし、すごく勉強になります。すごく強力なメンバーなので、なんとかくっ付いていく感じですね。

渡部:

「1人でやって10年かかることを、10人でやれば1年でできる」かあ。本当にその通りですね。うちにも生かせそうです。


見出し  1.五ツ星お米マイスター

      2.新しいお米の作り方とお米の家計図

      3.秋に向けて、生産者の方々との協力とPR

      4.川島さんの目指すお米屋さん

      5.将来の夢

      6.先着10名さまにプレゼント

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