Drops矢部さん(左)と西田さん(右)。飾らない笑顔で語ってくれました。
渡部:
最近はどんな活動を?
矢部:
最近で一番ホットな活動は、京成の検見川商店街さんと千葉商工会議所と一緒に検見川の町歩き用の地図を作ってきました。昨日が最終提出だったんですけど。皆さん喜んでくれまして、今、手元にないのが残念なのですが。
渡部:
どれぐらいの期間で?1ヶ月くらいですか?
西田:
今回は早かったですね。
矢部:
早かったですね。皆がんばってたし。2ヶ月くらい。
渡部:
やっぱり最初は手書きで作るんですか?
矢部:
手書きとパソコンです。
西田:
昨年、矢部が中心になって、「稲毛探索マップ」を作ったんですよ。それも商工会議所のレトロ事業から依頼を受けて作ったんですが、それが評判になって、新聞やテレビの取材が来て、県庁の観光課の人も会いに来てくれて。
渡部:
僕も持ってますよ。
西田:
それで知られるようになって、京成線つながりで今度は検見川で作ってくれないかという依頼がきたんです。
矢部:
地図を作る中で色んな発見や驚きもあって、楽しかったですね。
西田:
Dropsが目指しているのは、誇りに思えるまちを創造するということです。そのためには何かの動きがきっかけになる。たとえばすぐ近くに消防団の倉庫がありますが、40年前に作られたものを、どうやったらもっと有効に活用することが出来るのか、そういうことをもう少しちゃんと考えてみませんか? という提案ができて、それを実際に行うことができるようなまちの人々の体制が出来ればと思います。
矢部:
考えていることをある程度プランにするまでも大変ですし、プランにできたとしても、実際にまちの中で動くというのは、相当以上に難しいし、やりがいのあるところです。
西田:
大学生は論文を書いたりプランを作るのは上手だけど、やっぱりその先に実践ありきです。この事務所も、そうしたことを実践しやすくするための手段なのです。
渡部:
一言で活動を表現すると、やっぱり「街づくり」になるのかな。う〜ん、街づくりじゃ言葉が広すぎるか。きっかけ作りなんだけど、「○○のきっかけ作り」とか一言で活動内容を表現できるといいですね。僕は何度かお会いしてお話も聞いているので僕はすんなりわかるのですが、読者が聞いて伝わるかなあって思ったんです。言葉って難しいですね。
西田:
あ〜。難しいですねえ。
矢部:
町でも大切な場所があったり、普段身体でも気がつかないところに大切なスポットみたいなところがあったり、そこを刺激するというか。
西田:
「町の鍼灸師」みたいな?(笑)
渡部:
それはわかりやすいかも(笑)
西田:
じゃあ、Dropsじゃなくて、パテックスということで。〈笑〉
渡部:
今どんなメンバーで活動されていますか?
矢部:
千葉大生が9人、卒業生が1人、日大生が1人です。
渡部:
日大生が入られたんですか?
西田:
彼女はこの稲毛が地元なんです。
渡部:
どの大学生でも、参加できるのですね。大学生でなくても?
西田:
もちろん! もっともっと街の人たちがたくさん関わって欲しいです。
渡部:
Dropsの名前の由来を聞かせて下さい。
西田:
しずくが落ちて、そのしずくがきっかけになって、波紋になって広まっていけばいいなという気持ちからつけました。しずくは1つだとしずくだけど、それが集まると流れにも川にもなる。将来、その大きな広がりが出せればいいなという想いと、あと缶に入っている(アメの)ドロップを思い浮かべてくれればわかるのだけれど、あの中には色んな色と、味がある。そういうたくさんの個性の集まりになればいいなという、2つの意味を掛けてDropsとしました。
渡部:
うまいネーミングですね。誰が考えたんですか?
(矢部さんが西田さんのほうを向くと)
西田:
はい!
矢部:
この前千葉大の教育学部の先生が、「ネーミングセンスあるね」って褒めてたよ。
西田:
西田:何かお手伝いをしに行ったほうがいいかもしれないね(笑)
商店街の中心に位置するDropsの入り口。気軽に立ち寄れる雰囲気が魅力。
矢部:
きっかけは、大学の授業です。学生主体の授業を行いましょうという企画があって、実際の場所でフィールドワークを元にちゃんとした提案・提言をしていくことになったんです。
西田:
千葉大で学部、学年関係なく履修できる「地域との共生」という授業がそれです。たとえばどのような手法でまちを活性化させるかというような提案を考えるわけです。
渡部:
授業の中で、実際に町の中に入り込むようなことをやっていたわけなんですね。では千葉大キャンパスから近い西千葉でなく、京成稲毛で始めることになったきっかけは?
西田:
その授業で私たちを受け入れてくれたのが、稲毛東商店街と稲毛商店街振興組合だったんです。もっとも授業では提案レベルにとどまっていたわけですが。
渡部:
稲毛商店街振興組合は、せんげん通り商店街とはまた別にあるんですか?
西田:
通称ですね。稲毛商店街振興組合の。
渡部:
なるほど。そういうことだったんですね。
西田:
それで、交通についてとか、歴史についてとか、空き店舗対策についてとか、いくつかの班に分かれて提案をしました。たぶん、その授業のもっと奥深い意図というのは、この中からこうした活動を継続する人たちが出ることだったと思います。その中で何人かが残って、Dropsの母体を作ったわけです。稲毛商店街振興組合でやる収穫祭という商店街独自のお祭りを手伝ったり、抽選会を手伝ったりするうちに商店街の人たちとも交流が深まって、しょっちゅう飲んだりとか。
西田:
実際に活動するには、拠点が欲しいということになったんです。
渡部:
なるほど。
西田:
拠点の有無は議論になりました。拠点のデメリットは家賃から何から大きいですから。でも拠点があれば、覚悟ができます。そして発案をそのまま発信しやすい。何よりも「まちで生きる」という視点に立てば、拠点を持つことは、まちに責任を持つという意味において必須だと思うのです。
渡部:
たしか他の拠点からここに移ってきたのではなくて、いきなりこの場所でしたよね?候補がいくつかあったのですか?
矢部:
立地条件ではなくて人との関係の部分でやりやすいのはここだと思って。やはり僕らは新参者なので、こっちの方が。
渡部:
ここなら集まろうと思っても手間なくすぐ来れるし、いつも顔も合わせられるしね。
西田:
商店街の人が毎日のこの事務所の下で立ったまま会議をしてるんです。商売しながらも常にどうしようかを話し合っている人たちで、そういう人たちのそばにいられるというのが、大きいんです。
渡部:
なんとかしたいと思って集まっている人たちがいることが、すごいことですよね。
西田:
すごいですよ!
矢部:
それが5人もいますからね。
渡部:
そういう方々が5人も集まれば、かなり大きな力になりますよね。
矢部:
商店街のイベントもけっこうあるんですけど、僕らありきで考えてくれているようなところもあるんです。
渡部:
へえ〜。すごい!
矢部:
「や〜、抽選会、いなきゃこまるんだよ〜お」って。
渡部:
もう完全に仲間になってるんですね。
西田:
収穫祭の運営のスタッフとか。だんだん商店街も高齢化してきて、力仕事から何から動ける人たちが少なくなってきているから。
渡部:
今、「和民」の向かいに神酒所ができていて、その横に寄付した人の名前が張られてますけど、日曜日にそのお手伝いをした時、僕もそう思いました。不安定な折りたたみ机の上で背伸びしてひとつひとつ画びょうで留めるんです。落っこちたら危ないですね。そこで「いや〜これが一番重労働で毎年大変なんだよ。助かるよ。」とか、「だいぶ慣れてきたねえ」と声をかけてくれました。だから毎年やりますよ!って言ってきたんですけど。喜んでもらえると嬉しいです。
西田:
そうですよね。そういえばいどばた稲毛♪もありましたね。
渡部:
や〜ないと思ってたんですよ。そしたら2,000円の一番最後に出てきて、「あっ、あった!」って。
西田:
あはははは。
渡部:
さっき検見川のお話しも出ましたので、特に京成稲毛に限らず、この周辺でだったらどこでもやっていきたいな、という感じでしょうか?
西田:
県の人も何か一緒に活動できることがないかなって考えてくれているので、もっと活動が広まるかもしれないですね。
渡部:
楽しみですね。ずっとイベント尽くしで、暇になることはないですね。
西田:
そうですね。
矢部:
少しでも動いてないと、止まったらまた動き出すのが大変じゃないですか。
渡部:
いどばた稲毛♪よりイベントありますよ。ネタには困らなそうな(笑)
西田:
あはははは。
矢部:
(西田さんのほうを向いて)イベンテーターがいますから。
入り口から階段を上って2階へ。途中にはかわいいたくさんの絵が描かれている。
西田:
今は「フラワーマンプロジェクト」で道の端っこにひまわりを育ててるんですけど、500年後に稲毛をひまわりでいっぱいにするっていう。
渡部:
フラワーはわかるんですけど、マンってなんですか?
西田:
マンっていうのは、え〜、僕ら、私たちっていう。
渡部:
あ〜、そういうことか。なるほど。もう咲いてるんですか?
矢部:
(窓の外をさして)そこから見てもらえればわかるんですけど。ちょっと元気がなくて。
渡部:
でも時期的にちょうどいいんじゃないですか。これからどんどん咲いてきますよ。
矢部:
おもしろいのはそこに置かせてもらってるだけじゃなくて、となりの二幸さんという隣の文房具屋さんが面倒をみてくれたりもしてるんです。
西田:
嬉しいよね。
渡部:
でもあそこにひまわりいっぱい咲いたら、いいかも。
西田:
それでスタッフの一人が自分で植木鉢を作ったんです。そのスタッフが言うには、植木鉢は花の家だと。とすると、有名建築家達はどうやって花の家を作るんだろうってことになって、建築家に手紙を出して、「あなただったらどういう植木鉢を作りますか」っていうプロジェクトが近いうちに立ち上がるかもしれません。建築家の誰かが一人でも乗ってくれればおもしろいことになると思います。
渡部:
でも建築家の卵たちがいるんですよね。ここには。
西田:
うん、そう。
渡部:
皆で作ってみたらおもしろいですね。
部屋の中には、手作りという椅子。自分たちで作ろう、という意気込みがすばらしい。
渡部:
では読者のみなさんに呼びかけたいこと、ありませんか? 前に仲間がもっと増えたらなあって聞いたことありますけど。
矢部:
あ〜。
西田:
やっぱりそれが一番ですよね。
矢部:
僕らがやっているのはちょっとした活動だけど、1人でやるのではなくて誰かと一緒にやってみたいなという人がいれば、一緒にやれたらなあと思う。
西田:
こんなことできるよって言ってきてくれれば、そこからじゃあこんなことしよう、あんなことしようって具体的になると思うので。きっかけはそうだったけど、別に千葉大生とか大学生が中心というわけでは全然ないので、もっと広がっていけばいいなと思います。
渡部:
では自分が来られる範囲で、来てくれれば、誰でもメンバーになれる、と。
西田:
そう、だから好きな趣味をお持ちの方で、ここで個展をしたいと申し出てくだされば、そういう小さなことでも場所をお貸しすることもできるので。
渡部:
じゃあ、、、僕も入れといてくださいよ。
西田:
はい!
矢部:
あはははは。
渡部:
新メンバーで!
西田:
はい!ありがとうございます。
渡部:
これは嬉しいです。
西田:
こちらこそ嬉しいです。
こちらも手作りの本棚。ここにも、たくさんの絵や思いがつまった言葉が書かれている。
渡部:
学生の皆さんは、そろそろ卒業も意識される頃だと思うんですけど、皆今どんな感じですか?心境というかなんでも。
矢部:
僕は、学生はいなくなっていいと思います。どんどん入れ替わっていいと思っています。
渡部:
また新しい人がどんどん入ってきて?
矢部:
はい。ただその入れ替わり方が大事で、たとえばいきなり「授業でやりますから来てください」というよりも、最初は自分の意志で来て、少しずつこの場所がどういう所かを理解していく方がいい。1年生で入れば4年間できるわけだし。
渡部:
大きいですよ。4年間は。
矢部:
はい。それに途中で入ってきたとしても、それなりの関わり方が皆できると思うので。新しい血というか、ムーブメントみたいなものは、やっぱり新しい人が起こすというのがあると思うので、どんどん入れ替わっていけばと思う。
渡部:
じゃあ、たとえば就職したとしたら、「なかなか今までみたいにはDropsに来られないな〜」なんてなるかもしれないわけですけど、「それでも俺は土日で来るぞ!」とか(笑)ありますか?
矢部:
(笑)色んな関わり方を作れたらなと思います。この場所を持っている良さもあると思うし、逆にしがらみみたいなものもできちゃうと思うけど、ただそれを超えるような、補うような関わり方ができれば、忙しくても一員だと思えるだろうし、時間ができたときには来ようかな〜と思うだろうし。たぶん、卒業した人でないとそれはできないと思うんですよ。
渡部:
うん。
矢部:
やり方としては、こういうのがあるよっていうのは後でしか言えないので。ただそういうようなポジショニングを卒業したら作れたらいいかな、と僕は思う。
渡部:
いいですねえ。
矢部:
まあ、主体をもって関わる方がいいんで。
渡部:
ところで西田さんって他でも働いてたりします?
西田:
ここで働いていますよ!無給ですけれど(笑)。
渡部:
子育てをして、Dropsをやって、、、やっぱり大変ですか?
西田:
楽しいですよ。この先は、皆がDropsで稼げるようにしたいです。それが私の当面の目標です。
渡部:
チャンスはいっぱいありそうな。
矢部:
恒常的に毎日積み重ねてお金が入ってくるとかお金を作るっていうことが、なかなか思いつかないというか、やれていない。それが一番もったいないかな。
先日開かれたmoyo展、岩沢由子さん・戸田広さんの作品が、飾られている。
渡部:
ではこの辺でいどばた稲毛♪の感想を。ちょっと画面ぶっこわれてたりしますけど。(マックで見ると壊れてるところあるので、できるだけ早く直します。ごめんなさい)
西田:
あはははは。
矢部:
あはははは。
矢部:
でも、おもしろいと思いますよ!すごい精力的にねえ、動いて。
西田:
そう、ほんとそうだよ。刺激的だよね!
渡部:
去年でしたよね?Drops立ち上がったの。
西田:
4月です。
渡部:
だから僕らはまだこの辺では新しいわけで、お互いがんばりましょうね。
矢部:
やっぱある程度、生きるためのお金を作るっていうようなことをやっていかないと。
西田:
うん、だからわかりますよ、いどばた稲毛♪を見てると。やっぱ覚悟してやってるわけですよね。そういう意味では私たちは覚悟がまだまだ薄いなと思いますよ。
矢部:
うん、思いますね。
渡部:
とりあえず会社辞めちゃったので。
矢部:
あはははは。2足とか3足のわらじを履き始めると、覚悟が薄くなりますものね。
渡部:
でもせっぱつまったのは、貯金がだんだん減ってきたからというのもあるかな。
矢部:
あ〜。
西田:
うんうん。
渡部:
それまではなかなか。「もうそろそろ稼がないとやばいぞ!」って
西田:
あはははは。
矢部:
意識しにくいですよね。1回お金なくなくなっちゃえばいいんだよ!
西田:
でも実際計算してみるとDropsにもそんなにお金はないんだよ。
渡部:
ここはやっぱりお金払って借りてるんですか?
西田:
もちろん。
渡部:
じゃあ大変じゃないですか(笑)。
西田:
普通に賃貸借契約で借りてます。昨年は、市の空き店舗対策としての家賃補助がありましたけど。
渡部:
でも残り半分稼ぐのも大変なことですよね。
西田:
だからDrops経由の仕事は、皆半分アルバイト料を入れて活動費にしているし、今年からはまた3年間、市から補助金が入るけれど、だからってそれに甘んじて、その時だけしか活動できないというのは、情けないなと。
矢部:
3年以降のことを考えて、3年を過ごさないといけないんですよ。そのためにここ1年と来年1年は絶対にお金を稼ぐ方法を作り出さないと、より良い方法を試していかないと、その先続かなくなりますから。
西田:
せっかく大学で街づくりということを教わっても、やっぱり卒業してそれが仕事として成立しないと、情けないですよね。
渡部:
すごい似てるかな。きっかけ作りとか。人と人とのつながりとか。僕もいどばた稲毛♪をやりたいなと考えて、こんな稲毛にしていきたいなと考えてきたから。Dropsにはとても親近感があります。
西田:
なるほど。稼いでいるという意味でいどばた稲毛♪の方が先輩ですよね。
矢部:
うん。
渡部:
それはないです。
西田:
これからも、教えてもらいたいですね。
渡部:
いえいえ、そんな。でもDropsの今の良さ、皆に感謝してもらえるような活動とか、そういう良さを残しつつ、稼ぐというのは、実はいどばた稲毛♪もいつもそれを意識していて。やっぱりお金はもらうんだけど、でも、先にまず自分から何かをしてあげようと、先に与えようと。それで感謝してもらった時だけお金をもらおうと。しかもどんなお店でも参加できるように世間の相場よりけっこう安い料金で提供したい。その気持ちと、これじゃあ生活できないんじゃないかというところのねえ(笑)
矢部:
微妙ですよね。
西田:
あはは。
渡部:
皆に喜んでもらえて、自分も生活できるような、ちょうどいい料金というのはなかなか難しいですねえ。僕も今でもいくらにしようかな、って悩む時あります。
西田:
私も微妙な立場で、お金にならないと仕事してるとは世間で評価してもらえないところが難しい。
渡部:
でもすごく色々なことをやってる。
西田:
うん。
渡部:
Dropsは僕たちの知らないやり方もたくさん知っているなと思いますよ。
矢部:
活動でも、お手伝いでも、僕らは僕らの時間を使っているわけで、でもそれは単なるボランティアなのかバイトなのか、その境目が難しいところはありますよね。お金をもらうとなると、お金をもらっていい瞬間がどこからになるのかなと。一番最初言い出した時なのか、最初ボランティアでやりだすと、最後までボランティアで終わってしまう気もするし。
渡部:
いどばた稲毛♪でも、まず最初に、「それ無料なの?」って聞かれて、それによって話を聞くかどうか決まってしまう場合も多いんですよね。どんなにお互いに良いものを考えていっても、それを伝えられるチャンスを自分で作らないと。日々勉強ですね。
西田:
そうですね。私たちは、今はまだ補助金が出ているから甘えがある部分もあると思う。
矢部:
ありますね。
西田:
京成稲毛に限定せず、私たちができて役に立つことを、もっと外に広めたいと思ってるし、私たちがいなくても、町の人たちが「この場所ってあるべきだよな」って、「自分たちで運営するよ」っていうくらいにまでなれたらいいと思う。
矢部:
それをやるにはやっぱりすごい動いて、やれることを本当に全部やって、やれなくなった時というのは、人がいなくなったりして運営できなくなった時で、そういう時に町の人たちにどう思ってもらえるか。どう思ってもらえるような活動ができるか。「あいつらいなくなって寂しいな。あの場所はよかったから、俺らやってみる?」っていう風になれば。だから今度は自分たちから大学のほうに行って、誰かやる人いないかって言えるくらいの活動ができたら、それが一番やりがいがあったことなのかなって、後で思えますよね。
渡部:
だんだんじゃあ、Dropsに就職するよって人が出てくるといいですね。
西田:
そう、でてくるといいですよね。
渡部:
今日はありがとうございました。次は浅間神社のお祭りの時に寄らせてください。
西田:
こちらこそありがとうございました。
矢部:
はい、お祭りの時に!
Drops西田さん・矢部さん、ありがとうございました。これからも頑張りましょう!