第40号 『美浜から日本創生 “元気”モーニング通信!』

【第40回】自ら掴む経営エッセンス! [前回10/9講話より]
出席 ⇒ 24社 24名  (記事:いどばた稲毛♪http://idoina.com 渡部成夫 代表)
テーマ:『人生の足跡』
講  師:鎌ヶ谷市倫理法人会 相談役
三然商事(株) 原 八郎 氏

笑顔が素敵な原八郎氏。発想もユニークで、何よりも楽しそう! 前頭葉の活性化と倫理の関係

  原八郎氏は鎌ヶ谷市議会議員で、介護医療、特に前頭葉(おでこの裏側部分)活性化による認知症の予防・回復に尽力している。


 何もしなければ1日当たり20万の脳細胞が死ぬ(認知症に近づく)が、簡単な足し算や音読を毎日わずか20分行うことで前頭葉の血行が良くなり、脳細胞を若く保てることがわかったという。


 さらに前頭葉活性化の視点から、倫理を実践する企業が繁栄する理由も説明できる。なぜなら、歌・斉唱・輪読と続くMSや朝礼は脳を活性化させ、最高の状態で仕事を始められるからだ。


 年齢不問、必要なのはちょっとした心がけだ。
・字幕を見ずに歌うカラオケ
・相手の手を探りながらやる囲碁・将棋・麻雀
・野菜や果物の包丁での皮むき
・簡単な足し算
・会話(一方的な話は×) 
「そうなんですか。でもな・・・」 疑問や探究心を大切に

  立派な人の著書、人から聞いた話等々、そのまま受け止めるだけでなく、「そうなんですか。でもな・・・」という疑問、もう一度検証する探究心を大切にしたい。物事の見方を変えれば、新しいものが見えてくる。原氏は十字架に磔にされたキリスト像を見て、腰に巻かれた布きれが世界各地で異なることを発見したという。いつも通りの仕事の流れ、見直してみる価値がある。

人生の足跡 〜悔いなく世を去れる人生を過ごすために〜

 原氏は問いかける。この世を去る時に自分の人生を振り返って、「もう思い残したことはない」と言える人生を送るために、今何をすべきだろうか。


 息子秀頼に、あれだけの思いを残して死んだ偉人・豊臣秀吉の人生は、幸せだっただろうか。若くして世を去った吉田松陰は言った。「人間の命というのは不思議である。たとえ少年の身で死んでも、その短さの中にちゃんと春夏秋冬がある」と。


 原氏は、「今まで自分が迷惑をかけた人に対して、償いは十分にしたか。不十分なら、早速謝罪の手紙を出してください。逆に自分が迷惑を被ったなら、勉強させられたんだなと許し、感謝し、自分を成長させましょう。世に無駄なことなどない。人もハエも皆、この地球に何か意味を持って生かされているのだから」という。


 1つ面白い話がある。飲料「ラムネ」のふたのガラス玉を「エー(A)玉」という。これは穴にきちっと合う1級品の意で、合わずに外れた2級品を「ビー(B)玉」というのだが、2級品の名称の方が有名だろう。つまり、世にはトップでなくとも世間に知られ役立つビー玉がある。だから、人を恨んだり嫉妬なんて、しなくて良いのだ。

☆ 会員スピーチ 大和田印刷(株) 小林正和氏 ☆

 小林正和氏は、稲毛区長沼原町に本社工場がある大和田印刷(株)の経営者、38歳。趣味は自転車で、仲間皆で支えあって、360キロ先の直江津まで走りきる。


 大和田印刷(株)は、薄紙でも段ボールでもない、中間の厚紙を対象とした印刷が専門で、県内でも数少ないタイプの印刷会社だそうだ。今日は見開きになるイベント宣伝用のうちわを披露してくれた。


 突然のお願いにも関わらず快くスピーチを引き受けてくれた小林氏は、「まだ正式に会員ではありませんが、ぜひ入会したいです」と元気よく話してくれた。

目指せ毎回30社!次回849回モーニング!
日 時:10/16(火) 6時〜7時 +朝食会 ホテルニューオータニ幕張 (043-297-7777)
テーマ:『倫理指導と実践』
講  師:(社)倫理研究所 参事 松本 和子 氏

千葉市美浜区倫理法人会
〒273-0033 千葉県船橋市本郷町460-1-102 千葉県倫理法人会事務局
TEL:047-334-2156 FAX:047-334-9823