第26号 『美浜から日本創生 “元気”モーニング通信!』

【第26回】自ら掴む経営エッセンス! [前回6/26実践より]
出席 ⇒ 25社 25名  (記事:いどばた稲毛♪http://idoina.com 渡部成夫 代表)
テーマ:『実践は身を助く』
講  師:法人局 首都圏副方面長 松丸 靖 氏

穏やかでいて、同時に強い説得力を持つ講話、内容は明快・稠密・感動! 人生80年たった29,220日。時間だけは取り返せない

 松丸研究員が倫理に出会ったのは、昭和39年の秋。市川の実家近くの社長に頼んで、倫理研究所発行の月刊誌『新世』を毎月送ってもらう。倫理とは、「人の踏み行う道」と辞書にあるものの、具体的にどんな道なのかわからなかった。『新世』を丸5年間、その中で約200名の実践体験を読み、それなりに倫理がわかった気になっていた。


 だが、ある日気が付いた。病気は治っていないし、自分は何も変わっていない。なぜか?理屈だけを勉強し、実践がなかったからだ。人は助けてくれない。自分がその気になって実践せねば、何も変わらない。もう取り返せない5年間を反省した。本気で取り組もうと決意した。


 純粋倫理とは、人が作ったものではなく、大自然の法則から見つけられた、人間が幸福に生きていくための筋道、である。

  松丸研究員は昭和58年に(社)倫理研究所法人局の担当となり、現在は首都圏副方面長として活躍中だ。「今日は倫理の原点に立ち返って、基本的なことの確認をしたい。そして自分を取り巻く諸問題に対して、本質的に解決する手立てを早めに打って欲しい」と、松丸研究員は講話の本題に入る。
人・物・自然・・・わが身を取り巻くたくさんの原理を、体系的に理解しよう

  純粋倫理の勉強とは、自分を取り巻く様々な関係を良くしていくことだ。では、具体的にどんな関係があり、そこにどんな原理が働いているのか?松丸研究員は『万人幸福の栞』を参照しながら、実践方法まで披露してくれた。



 1.まず自分がいて、その中心に心があり、心の状態が身体に表れる。一番分かりやすいのは顔だ。嫌な時に嬉しい顔はできない。「形のない心(電流、見えない)を、形ある肉体(電球、見える)の中にいっぱい入れているのであり、その心のようすで、容器の肉体が一々変わっていく(栞7条疾病信号55頁)」。病気も苦難も、その原因は心の不自然さ(わがまま)にあり、それを正しい心(すなお)に改めれば、健康・幸福になる。これが、心身相関の原理だ。


 2.次に、自分と他人との関係(栞4条〜6条)がある。基本は「人は鏡」だ。やまびこのように、自分の言った言葉が帰ってくるから、良いことも悪いことも元は全て自分であり、これが彼我一体の原理だ。人の美点を探すなど、自分の心を良い方に向けて、自分の物の見方・考え方を変えれば、自然と相手も変わるもの。


 3.物との関係は、栞11条「物はこれを生かす人に集まる」に尽きる。大事に扱えば、物は自分のために働いてくれる。お金も、物の一種だ。もっともっと、日常使っている物に、心を向けよう。毎日100円玉貯金もオススメだ。 4.自然との関係は、3条「運命自招」、そしてこれらの1〜4の原理全てをトータルしたものが、 5.全一統体の原理だ。


 最後に松丸氏から。「経営の要素は人・物・金・情報であると聞くが、倫理ではこれら全ての勉強ができる。人は一気には変われないから、焦らず一つ一つ実践を積んで、ぜひ皆が倫理を始めたくなるような良い体験報告をしてください」。

ついに30社達成!次回835回モーニング!
日 時:7/3(火) 6時〜7時 +朝食会 ホテルニューオータニ幕張 (043-297-7777)
テーマ:自主企画 『リレー講話』
講  師:美浜区倫理法人会 鳥居潤 専任幹事 & 久富清敏 事務長

千葉市美浜区倫理法人会
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