2007年
5月
第19号
美浜から日本創生
“元気”モーニング通信

【第19回】自ら掴む経営エッセンス! [前回5/8講話より]
(記事:いどばた稲毛♪http://idoina.com 渡部成夫 代表)
テーマ:『やればできる』
講  師:(社)倫理研究所 法人スーパーバイザー
(株)ダイエックス 戸田 栄造 氏

   建築設備業の勉強をしていた戸田氏は、昭和49年、24歳の時、100万
 円を元手に(株)ダイエー産業を興す。関東の地図を広げ、どこで独立すべ
 きか考えていたが、若さゆえにか、突如訪れた儲け話に乗り、女房の反対
 にも耳を貸さず決断。大阪で工場を持ち、製造から販売まで手広く行う経
 営に着手した。が、わずか2ヶ月で1,000万円が吹っ飛んだ。


   その後は借金返済のため、働きに働いた。今度は物を作るならと、松
 戸を選択、店を開く。大失敗の後ということもあり、地道に働いて3年で借
 金を完済。子供を背負って簿記教室に通い、経理をやってくれた女房に本
 当に助けられたと言う。さらにこの時のご縁で、簿記教室の渡辺先生が、
 現在立上げ中の事業で経理指導を引き受けてくれる。


 現在は会社も右肩上がりだ。新規事業の立ち上げを考え、柏の土地を購入した。その新規事業とは、陶板浴だ。「使命感に燃えて、儲けよりも困っている人のためにとやる仕事。このような気になれたのも、やはり倫理のおかげ」と戸田氏は語る。  


 陶板浴で、EMの素晴らしさを広めたい。今年10月、柏でOPEN予定!

  戸田氏にとって、陶板浴は衝撃的だった。陶板浴に通ううちに、癌になった妹は1ヶ月で治り、また自身
 の頭痛や肩甲骨の痛みも治ったからだ。そこでなぜ陶板浴が良いかを調べたところ、それはEM菌の効果だっ
 た。


  EM(Effective Microorganisms,有用な微生物群)菌とは、乳酸菌など人間にとって有用ないくつかの
 善玉菌を組み合わせて作る善玉菌の集まりで、このEM菌を配合した土を焼いて、陶板が作られる。EMは
 既に海外では一般的だが、戸田氏も自ら実験を重ね、農作物の栽培、生ごみの処理、水質浄化、悪臭の
 除去等で驚くほどの効果を得ている。今年10月には柏で、戸田氏の陶板浴がグランドオープンする予定だ。


 倫理は実践・実験。「良いな」と思ったら、素直にやってみる。やればわかる。

  戸田氏は、「倫理は実践・実験が大事。良いなと思った時に、素直に実践・実験してみれば、すぐに
 結果は出ます。その結果が良ければ続け、悪ければやめればいいのです。そして栞も歌も、言葉の重み
 ・意味を考える意識を持って、心を込めて、輪読・歌うことが大事」と語り、栞を紹介してくれた。


  ●P7-5行目・・・理屈なしにやってみることです。やればわかるし、行えばそれだけ出来るのですから、
            もう迷いようがない、乱れようがない。守ることが易く、まちがう事がむずかしくなる。


  ●P10-2行目・・・すべて無条件に、このまま実行していただきたい。そこには必ず新しいよい結果が
             現われます。


  ●P16-8行目・・・まずこれをよんで、理屈なしに行なって下さい。きっと変わった結果が出て来ます。


 素直とは、「ありがとう」が自然な状態

 「あ」・・・甘えを捨てる   →明るく
 「り」・・・理屈を捨てる   →凛として
 「が」・・・我、頑固を捨てる →我慢強く努力して
 「と」・・・得意顔を捨てる  →徳を積み
 「う」・・・嘘を捨てる    →運を呼ぶ、ツイテくる

ついに30社達成!次回828回モーニング!
日 時:5/15(火) 6時〜7時 +朝食会 ホテルニューオータニ幕張 (043-297-7777)
テーマ:『苦の中で人は化ける』
講  師:(社)倫理研究所 法人局 常任理事
局長 中西 浩 氏

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