2007年
1月
第5号		 美浜から日本へ
“元気”モーニング通信

【第5回】自ら掴む経営エッセンス！　[前回1/30講話より]
（記事：いどばた稲毛♪http://idoina.com　渡部成夫　代表）
テーマ：『三惚れ　-成功の秘訣-』
講　 師：(社)倫理研究所参事　(株）阿部蒲鉾店　星川　滉一氏

　　「あなたは今、悩み・問題をいくつ抱えていますか？」

　　　大小、個人、家庭、仕事、何でも良い。星川氏が第一線にいた時は、
　　30を超えたと言う。一つ解決してもまた増える“モグラたたき”のような
　　状態だったが、誰でも生きていれば、問題は起こる。それなら、


　　「栄える企業と衰退する企業、一体何が盛衰を分けるのか？」


　　　星川氏は仙台で、笹かまぼこを製造・販売する阿部蒲鉾店を50年間
　　経営して、成功の秘訣がわかってきたと言う。企業の盛衰は、問題へ
　　の対処の仕方で決まる。問題に追われるのではなく、こちらから追いかけて解決するくらいの気持ち
　　が必要で、経営とは、自分なりに考えて道を切り開いていくこと。成功に不可欠なもの、それは具体
　　的に何なのか？

　成功の秘訣

　★小利に走っては駄目
　　　お金のことは心配せず、目先の利益を求めず、苦しくても正道を堅実に歩んで努力・工夫して
　　　いれば、利益・売上げは自然と後からついてくる状態になる。

　★必ず答えはある
　　　教えを請っても書物で調べても良い。真剣に悩めば、必ず答えは出る。机で悩むより気晴らし
　　　がオススメ。

　★経営はロマンと情熱
　　　ロマンとは、夢や理念。自分の会社をどういう会社にしたいのかを明確にして、その実現に
　　　全力を尽くす。 　　

　　　　　　　☆阿部蒲鉾店を東北一の名店にしたい！
　　　　　　　　　　・老舗らしいどっしりとして安心して買い物できる立派な建物。
　　　　　　　　　　・どこにも負けない品質。　・綺麗なお土産用の包装。　・従業員が誇りを持てる店。 　　

　★目標を決めて頑張り続ける
　　　目標を決めて40〜50年頑張りを続ければ、仮に達成できなくても、かなり近い所まで行ける。
　　　続けるとは、“軸がぶれない”こと。軸に照らして考えられるから、問題にも迷わない。
　　　あまり困らず、早い手が打てる。

　三惚（ぼ）れ

　1.地域に惚れ
　　　その地域だからこそ恵まれているものに感謝する。地域を愛せば色々なアイデアが浮かぶ。
　　　地域を愛する人は、信頼できる。

　2.仕事に惚れ
　　　惚れて通えば1,000里も1里。短いもの。苦労なんか苦にならない。

　3.妻(夫)に惚れ
　　　出勤時に夫婦でハイタッチ！今の日本の荒廃の一番大きな原因は、家庭の崩壊だ。
　　　夫婦愛和で、子どもがのびのび育つような家庭なら、力も溜まる。まさに倫理は、
　　　日本創生の核となり、家庭の大切さを世に広める力となる。 　　

次回　第814回モーニングは・・・
日　時：2/6(火) 6時〜7時 +朝食会 ホテルニューオータニ幕張 (043-297-7777)
テーマ：『7つの習慣に出会って』
講　 師：フランクリン・コーヴィー・ジャパン(株)
アシスタントマネジャー　廣川真実　氏

千葉市美浜区倫理法人会
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